首都圏にもホテルを開業させる航空会社

2011.11.27

現在、航空会社系ホテルの中で最大の勢力は、全日空傘下の全日空エンタプライズによる全日空ホテルで国内一三軒、九一四七室に達し、業界でも屈指の成長性を示している。一方、日本航空は日本航空開発という子会社によってホテルを運営しており、国内の系列ホテルは九軒、二八五一室、また両社とも海外に資本参加を含む運営受託ホテルをもち、コンソーシアム加盟のホテルを加えれば、チェーン規模はさらに拡大する。昭和五十八年に
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遥かなる旅の序章

2011.11.27

東海道本線下り「特急」第1列車〈さくら〉−東京発17時。乗務員が仕事に就くのはその2時間近く前である。初夏の陽射しが明るい15時過ぎ、東海道上下本線に挟まれた東京機関区の古びた建物から皮の鞄を抱えたナッパ服姿の男が2人、巨大な機関車群の間をぬって、めざすブルーのEF65形505号機のほうへ急ぐ。彼らは静岡運転所「変3仕業」の機関士と機関助士である。機関車乗務員は毎日、決まって同じ列車を運転すること
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原初的形態も残る

2011.11.27

原初的な温泉(泉源や源泉)にたいする信仰が、江戸時代以降まったくなくなったのかというと、けっしてそうではない。湯殿山では、いまもその形態を伝承しており、栃木県と福島県を中心にかつておこなわれていた「高湯山」(または「白湯山」)とよばれる山岳信仰には、温泉祭祀の復活が認められる。これは江戸時代に始まった地域的山岳信仰で、那須岳の主峰茶臼岳の西八合目附近に湧出する「御宝前」とよばれる泉源、および上部の
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湯の効能について

2011.11.26

昔から「病気を治せない温泉は、温泉ではない」と言われてきました。目的は病気療養ではなく、温泉の持つ正常化作用によって免疫力を高め、健康な心身を維持するための湯治ですが、慢性的な病気の症状を緩和させたい方は、やはりこれも宿に問い合わせてみることです。特に○○病に効き目がある、○○症ならこの温泉、というように知られている宿なら、自分の症状を伝え、何日くらいで、どんな入浴法が良いかなども確認したいもので
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温泉との付き合い方

2011.11.26

温泉のこんな効能にもっと日常的に触れ、住環境を改善することでより元気に仕事をこなしたい。温泉学の研究者として、そのことを自ら実践すべきではないかと考えました。第1、温泉の素晴らしさ、心と身体を癒す効能を説きながら自分が病気になっていたのでは、その言説も怪しいということになってしまいます。現在の場所に移ってからというもの、大学での講義の合い間に週5本と月3、4本の連載原稿をこなしながら、さらに月に1
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「マガイモノ」を生む温泉法

2011.11.26

みなさんのなかには、ホンモノ、マガイモノという言葉が出てきた以上、ニセモノの温泉もあるのではないのか、と思われた方もいらっしゃるでしょう。本来、マガイモノの温泉は、ニセモノの温泉の範時に入れてもいいのでしょうが、都道府県知事が「温泉法」に基づいて温泉と認定したものについては、私はアナーキーではありませんので、マガイモノという言葉を使ってきました。ではニセモノの温泉とは何でしょうか。私は都道府県知事
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空港で保険に加入するのは損

2011.11.19

出発空港で旅行保険の加入手続きをする人も少なくありません。ついウッカリ忘れていた場合もあるでしょうし、「行ってきますコール」をかけたら家族から「保険にはちゃんと入ったでしょうね?」と念を押されて、やむなくというケースもあるでしょう。ですが、これはちょっともったいない話です。というのも、旅行保険は自宅を出た時点から適用されるからです。事前に加入しておけば、自宅から空港に向かう途中でタクシーが事故を起
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「ホテル戦争」の局地戦

2011.11.19

社長は旗艦ホテルの「ロイヤルパークホテル」でも、地下2階にあったスイスの高級エステティックサロン「サロンドラープレリー」を5階に移し、更に2005年9月から従来のフェイシャルコースのみならず、ボディトリートメントや男性用新メニューも取り入れて規模を拡大している。サロンドラープレリーは世界中のセレブリティから信頼されている「特別なスキンケア」のアンチエイジングブランドで、「アートーオブービューティ」
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リーガロイヤルホテルの巻き返し

2011.11.19

大阪は、外資系のザーリッツ・カールトン大阪をトップに、国内の名門、「リーガロイヤルホテル(大阪)」「ホテル阪急インターナショナル」「帝国ホテル大阪」、外資のヒルトン大阪、更にウェスティンホテル大阪、スイスホテル南海大阪、ハイアットーリージェンシー・オーサカと、国内勢、外資勢が入り乱れて上位を狙うホテル激戦区となった。その一方で、外資の相次ぐ上陸に危機感を強めた既存の国内ホテルの巻き返しも目立つ。例
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温泉の色も癒しのひとつ

2011.11.19

温泉番付西のトップだった有馬温泉は、対照的に「赤い湯」の代表だ。鉄分を含む高温の強食塩泉が空気にふれて金色に輝き、「金泉」と讃えられた。食塩泉は含有成分が少ないと無色透明だが、カルシウムやマグネシウムなどを多く含んだ濃い食塩泉になると、深く美しい碧(緑)色、緑青色を湯船でたたえ始める。緑色の湯には鉄分を含む緑ばん泉もあるが、こちらは淡緑色で、濃い食塩泉とは色の深みが違う。青色を帯びた温泉も多い。色
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九州中部・南部の湯治場

2011.11.19

東北に続くのは、大分、熊本、鹿児島三県の九州中部・南部だ。別府の鉄輪温泉には「貸間旅館」の看板が並ぶ。自炊客向けに部屋と炊事場を安く提供する旅館のことである。旅館の軒先からシューツと蒸気が噴き出しているのが「地獄蒸し」で、一〇〇度近い温泉蒸気を野菜や魚、肉の煮炊きに使う。油を使って炒めずにすむので、より健康的な食事がとれる。湯治客は貸間旅館の内風呂にも入るが、ねらいは鉄輪温泉はもとより、「別府八湯
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注がれる湯の状態で二つに分けられる循環湯

2011.11.19

浴槽で利用者は、湯が注がれる湯口(だいたいが浴槽の湯面より上に設置してある)にまず目がいくことだろう。ここが循環湯の第一のチェックポイントとなる。循環湯と総称される浴槽で、上の湯口から注がれる湯がいったいどんな湯なのかによって、三つに分けられる。
(A)新鮮な源泉だけを注いでいるタイプ
ここでいぶかしんではいけない。ちまたで想像されているように、すべての循環湯が、新鮮な源泉とまった
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航空旅客が食事さえなかなかとれなくなる

2011.11.12

エアラインを乗り継がなければひとつのビルの中で国内・国際ともに完結するのだが、それぞれのターミナルビルには共通性がなく、別のエアラインに乗り換える乗客は戸惑うことになる。空港が成長を遂げていく中で、わかりやすさと便利さを維持するのはたいへんなことだ。今日、世界の空港の成功例は、パリ空港公団の方式とスキポール/チャンギ方式に代表される。パリ空港公団のコンセプトは、「航空旅客にとってもっとも便利で、旅
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エアラインが補償する決まりに

2011.11.12

目立つようになったのは、コードシェア便が増えてきたころからで、特に米国や欧州との間の乗り継ぎ便に多い。最終的にはほとんどの手荷物は見つかるのだが、転送されて手元に届くには数日かかり、旅行に支障が出る。事故を防ぐには、乗客としても、以前のフライトで付けられたタグ(荷札)など紛らわしいものは外すなどの注意も必要だ。乗客がこのような被害を受けたときには、エアラインが補償する決まりになっている。一人の乗客
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妖艶な香水の美に浸る

2011.11.12

燃える心、夜の騎士、いたずらっ子、軽はずみ、私の罪、いつも忠実、女は1輪の花のごとく……、意味深な言葉が続くが、これらはみなある商品の名前である。何か、お分かりだろうか。実は、フランスの香水の商品名なのである。私はこれらの名前を、伊豆一碧湖ホテルに付随する伊豆一碧湖香りの美術館で知った。ときに女性の気持ちを爽快にさせ、ときに男性の心を幻惑してしまう香水。かつて、人々は、この魔法の水を溜めておく小さ
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静寂に浸れる場所

2011.11.12

1軒、異色の存在として引っ掛かったリゾートがある。ココガーデンリゾートである。静寂に浸れる場所このリゾートは沖縄本島の中部・石川市の高台にある。周囲には住宅もあったりして、「沖縄まで行くのに、なぜビーチリゾートじゃないの」と文句が出そうだが、その答えは後にして、ここの雰囲気を説明しておこう。ここは「別荘感覚で過ごせるリゾート」というのが謳い文句。敷地内に低層階の建物が広がっており、木陰も随所に配置
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松本に息づく、柳宗悦ゆかりの民芸

2011.11.12

美ヶ原温泉、とはいっても、美ヶ原高原とは違って、街並みが続く市街地の外れにあり、風光明媚とは言い難い地に位置する。細い坂道の両側に何本かの湯煙りが上り、そのちょうど真ん中辺りに「すぎもと」がある。松の木が玄関先に伸び、昭和八年創業という三階建ての外観は民芸調。中に入って目に付くのは本物の民話。松本民話家具が宿の空気にどっしりとした風格を与えている。民芸。大正末期に柳宗悦が「用の美」を唱え、始められ
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なにかが起きてからでは遅い

2011.11.12

私は、持病もなく健康ですが、海外に出かけるときは必ず、パスポートにこのトラベルカルテをはさんでおくようにしています。大きな事故や発病など、まさか自分には起こるはずがないと思ってはいるものの、なにかが起きてからでは遅いのです。私にとっては、お守り代わりともなっています。最近、日本旅行医学会監修の自己記入式安全カルテが完成しました。自己記入式とすることで費用の負担を軽減して、多くの方に利用してもらえる
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町全体が一軒の宿

2011.11.12

城崎のハイライトは、一の湯、地蔵湯、まんだら湯、さとの湯など、七つの外湯巡りだろう。なかでも江戸中期の名医、香川修徳がその著『一本堂薬選』(一七三四年)で、「諸州温泉極めて多し。但州城崎新湯を最第一とす」と、現在の「一の湯」を絶賛している。その一の湯が平成一一年にリニューアルされた。桃山方式の歌舞伎座を思わせる建物は、威風堂々としていて城崎のシンボルにふさわしい。だが、修徳が「日本ごと評価したのは
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日本における一流ホテルとは?

2011.11.05

日本でも、専門家が選ぶベストホテルや、専門誌による人気ホテルランキングなどがあるにはあるが、いまひとつ一般利用者にはそのランク付けが普及していない。またランキング自体も評価の視点によって変動する。かつては、迎賓館でサービスや料理を担当することが、一流ホテルの条件、ともいわれた時代があった。オークラ、ニューオータニ、帝国がいわゆる一流ホテルの御三家といわれたのは、そういう背景がある。しかし、その後、
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印象に残るのはお湯そのもの

2011.11.05

「癒やし」につながる項目が上位を占めるのに対し、「観光施設」「味覚」など大温泉地が目指してきたものが下位に位置している。現在の温泉地で起こっていることと符合しているのは、この点である。「やすらぎ」や「癒やし」を求め、人は大温泉地を離れて秘湯に向かった。あるいは古の温泉情緒を求めて、古湯に足を運んだのである。このアンケートの中で最も面白い結果を出しているのが、温泉地を選んだ理由と帰ってからの印象を尋
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「和」の精神が黒川温泉を育んだ

2011.11.05

「和」の精神が黒川温泉を育んだといいました。しかし同時に、これからの世界を生きるうえで「個」が必要なことは否定できません。「個」とは、いうまでもなく個性です。個性の集合体としての「和」。個人の力である個性を伸ばしながら、全体としては日本的な「和」をもって総合力を発揮する。これが日本人の生きる道だと私は考えています。できるビジネスパーソンは、観光地のなかでもゆったりのんびりしたところを好みます。ゆっ
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ホンモノの温泉が単に「体に悪くない」だけでないことを証明する

2011.11.05

本来、温泉は身も心も健康にしてくれる「保養の場」。だとすれば、レジオネラ菌と塩素が浴槽のなかで戦っているような「マガイモノの温泉」は、その対極にあるものだといえるでしょう。しかし、マガイモノの温泉が「体に悪い」というだけでは、ホンモノの温泉が「体にいい」、つまり積極的な意味で「心身再生の場」だとはいえません。「源泉一〇〇パーセント利用でかけ流し」の温泉は体に悪くはない、というだけのことです。とはい
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温泉を科学技術の世界から引き離すべき

2011.11.05

「レジオネラ菌が怖いから塩素などの薬品で殺菌しなければいけない」といいますが、自然の源泉をそのままかけ流しにして、毎日、浴槽の湯を抜いて汚れを洗い流していれば、レジオネラ菌が危険なレベルまで繁殖することはありません。同じお湯を何日も、ときには何ヵ月も循環させて使い、浴槽を掃除する手間も省いているから、そこに残った人間の老廃物をエサにレジオネラ菌がふえるのです。要するに人間がふやしているわけで、本来
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城が大好きな父と家族旅行

2011.11.05

私が家族旅行と聞いて思いつくのは、全国の城巡りです。父が、ドライブで非常に沢山のところへ連れて行ってくれました。当時の私や弟としては。。。。楽しくありません。歴史を頑張って教えられてもふ〜んとしか言いようがありませんし、何よりもお城は全て同じように見えました。でも、旅行自体は大好きで、いつもと違う景色に出会え良い場所に泊まり、おいしいものを食べるものを楽しめるのが大好きでした。確かに、今思えば毎回
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